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温泉・銭湯でタトゥー(刺青)がダメな理由は?禁止の背景と最近の変化

「タトゥーがあると温泉に入れない」と言われるのはなぜでしょうか。法律で決まっているわけではなく、施設ごとのルールです。禁止される理由と、最近の変化、入れる施設の探し方をまとめます。

法律で禁止されているわけではない

温泉や銭湯の営業について定めた公衆浴場法には、刺青・タトゥーに関する決まりはありません。入浴を断るかどうかは、それぞれの施設が自分たちのルールとして決めています。そのため、同じ地域でも施設によって対応が大きく違います。

ダメと言われる主な理由

1. 暴力団を連想させるため 日本では長く、刺青が暴力団(反社会的勢力)と結びつけて見られてきました。暴力団の利用を断るための目印として「刺青・タトゥーお断り」を掲げる施設が広がり、ファッションとしてのタトゥーも同じように扱われるようになりました。

2. ほかのお客さんへの配慮 タトゥーを見て怖いと感じたり、不快に感じたりするお客さんからの苦情を避けるために、一律で断っている施設もあります。家族連れが多い施設や、高齢のお客さんが多い施設で見られます。

3. 衛生面(入れたばかりのタトゥー) タトゥーを入れたばかりの肌は傷と同じ状態で、お湯につかると細菌が入るおそれがあります。これは本人の肌を守るための注意で、治ったタトゥーがほかの人にうつることはありません。入れたばかりの場合は、肌が落ち着くまで入浴を控えましょう。

断る施設は半数ほど

観光庁が2015年に全国のホテル・旅館を対象に行った調査では、刺青がある人の大浴場の利用を「断っている」と答えた施設が約56%、「断っていない」が約31%、「シールで隠すなど条件付きで認めている」が約13%でした。その後、観光庁は外国人旅行者の増加を受けて、シールで隠してもらう、時間帯を分ける、貸切風呂を案内するといった対応の工夫を施設に呼びかけています。

実際に「入れた」人は多い

Tattoo GO に寄せられた「入れた」「うーん」の報告(約8万5千件)を種類別に集計すると、温泉・銭湯・サウナ・ホテル旅館のいずれも、約7割が「入れた」でした。掲示上は「お断り」でも、小さなタトゥーなら注意されなかった、シールで隠せば大丈夫だった、という声も多くあります。ただし、同じ施設でも日によって対応が違うことがあるため、確実に入りたい場合は事前の確認が欠かせません。

入れる施設を探すコツ

1. Tattoo GO で、行きたい地域の施設の「入れた」「うーん」の数とコメントを見る 2. 施設の公式サイトで、刺青・タトゥーについての案内を確認する 3. 不安な場合は、電話で「タトゥーがあっても入浴できますか」と聞いてみる(コメントでも電話で確認したという報告が多くあります) 4. 大浴場が難しい場合は、貸切風呂や客室露天風呂のある宿を選ぶ

施設のルールには従いましょう

タトゥーお断りの施設に、隠して入ることはおすすめしません。見つかって退館を求められるトラブルの報告もあります。施設のルールを守ったうえで、入れる施設を選ぶのが一番です。

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